神奈川消防団 夏季訓練会に213人 小型ポンプ操法を披露
神奈川消防団(田辺省二団長)は21日、夏季訓練会を反町公園で行った。
当日は、区内全9個分団から213人が駆けつけ、消火活動に欠かせない可搬式小型ポンプの操法技術を披露した。4人一組で20mのホース3本をつなぎ、ポンプから60m先の的に放水するこの訓練。2カ月以上にわたり、仕事の後や休日に訓練を重ねてきた団員たちは、一糸乱れぬ動きで日頃の成果を発揮した。田辺団長は「早い時期から訓練に取り組んでくれた」と話し、松原正之神奈川消防署長は「指揮者はじめ大きな声を出して成果が出せた」と評価した。
消防団は、地域住民や在勤者などにより構成され、災害時の消火・救助活動や火災予防の広報活動などを行う。現在、神奈川消防団には401人が所属しており、うち66人が女性団員として訓練会でも活躍。消防団は「地域の安全・安心を一緒に守る団員を募集している」と呼びかけている。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|