大口・七島地区社会福祉協議会(黒川英行会長)=大口通・大口仲町・西大口・七島町=と読売新聞大口サービスセンター(渡辺忠義所長)が10月10日、大口仲町第三町内会館で「高齢者見守り活動」に関する協定を締結した。
協定書には「新聞がたまっている」など、読売新聞の配達員が購読者の異変に気付いた際に、地域へ連絡することが盛り込まれた。大口サービスセンターは毎年2、3件の異変を警察に通報している。今後は、行政や警察に通報するほどではない異変について地域へ連絡。そして、購読者の住む町内会の会長や民生委員などが緊急対応にあたり、その後の「高齢者見守り活動」に役立てる。
市内初となる地域と新聞販売店との高齢者見守り協定は、社会貢献に取り組みたい新聞販売店と、孤立している新聞購読者の情報を得たい地域側の思惑が一致して結ばれたもの。締結式で黒川会長は「江森前会長が1年前から取り組んできた成果だ。高齢者の見守り活動の選択肢が増えた。今後も地域に安心・安全を提供していきたい」とあいさつ。これを受け、渡辺所長は「常に社会貢献を考えていた。新聞配達を通じた地域の見守り活動を、大口から全国に広げていきたい」と抱負を述べた。
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