神奈川区内の農業生産の大部分を担い、県内でも有数のキャベツの産地である羽沢菅田地区では現在、秋キャベツの出荷が本格化している。この夏は気温が高く雨が少なかったため、例年と比べ1〜2週間ほど収穫が遅れた。
羽沢町で年間約1万ケースのキャベツを生産している有田毅明さん(43)は、先週から出荷を始めた。今年は、猛暑の影響で虫が大量発生したほか、ゲリラ豪雨によって土が流されてしまうなど非常に難しい年だったという。「虫にだいぶやられてしまった。中に入ってしまうと後から消毒をしても取れない」と話し、虫食いによるロスの多さを悔しがる。ただ、作柄は悪くないと言い、「暖かかった分、美味しいキャベツになった」と味には自信を示している。
また、毎年春と秋に行われている「わが町かながわ新鮮野菜市」が10月30日、区役所別館1階区民ホールで始まる。12月25日までの毎週水曜日、午前10時半から午後0時15分まで有田さんら区内の農家が生産した新鮮な野菜を販売する。野菜を入れる袋は持参を。
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