JA横浜菅田支店 振り込め詐欺を連続防止 周知徹底の成果、表彰3件目
横浜農業協同組合菅田支店(谷中正弘支店長)は2月13日、年末年始に2件の振り込め詐欺被害を防止したとして、神奈川警察署(秋葉弘幸署長)から表彰された。同支店は、昨年5月にも詐欺被害を未然に防止している。
功労者として表彰を受けたのは、同支店の齋藤康彰さんと福田和雄さん、山田美江さん。齋藤さんは昨年12月24日、高齢の女性から「息子が飲酒して事故を起こし300万円が必要だ」という内容の電話を受けた。不信感を抱き粘り強く説得、女性の息子に電話をするなど水際で阻止した。山田さんは1月22日、来店した高齢男性から「100万円を引き出したい」との申し出を受けた。男性の慌てている様子から福田さんと聴取を実施。振り込め詐欺の典型的な事例が書かれたチェック表などを活用し、警察に通報した。
振り込め詐欺に対する阻止意識を高めようと、同支店では業務会議で職員に対する周知を徹底している。この1年で3件目となる表彰について、谷中支店長は「昨年5月に詐欺被害を防止し、他人事ではないと痛感した。今後も適切な声掛けを続けていきたい」と話す。神奈川署管内における今年の振り込め詐欺の発生件数は4件(未遂1件)で被害総額は1100万円。秋葉署長は「手口が巧妙になっているので、確認することを忘れないでほしい」と呼びかけている。
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