新町駅前に看護学校開校 80人の学び舎に
神奈川新町駅前に4月1日、横浜中央看護専門学校(中村康彦学校長)が開校した。開校に先立ち、3月28日には竣工式と内覧会が行われ、県内の病院関係者らも招かれ開校を祝った。
式の冒頭であいさつに立った中村校長は「人口10万人当たりの看護師・医師数がワースト3である神奈川県で、実習先の病院と連携して看護師を養成する第一歩となった」と述べ、「3年後に卒業する生徒がしっかりと看護師となれるよう、育成に力を注ぎたい」と意欲を語った。2日には入学式が行われ、80人の学生が入学した。
地上5階建て避難施設にも
同校は、首都圏で126の医療施設等を展開する上尾中央医科グループによる看護学校。地上5階建ての校舎にはICUやナースステーション、実際の住宅を再現した実習室などが設置されている。
2月には、横浜市と「災害時における施設等の提供協力」と「津波発生時における施設等の提供協力」に関する協定を締結。地震や津波などの災害時には避難者を受け入れる。
同校には、京急電鉄が行った駅前再開発により、スーパーやクリニックが入った新町第1京急ビルと新町第2京急ビルが隣接。今後地域住民や学生で賑わいを見せつつある。
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