後付けの回転シートを説明する社員
福祉・介護やリハビリテーションの最新情報が提供される「ヨコハマ・ヒューマン＆テクノランド２０１４」（愛称・ヨッテク）が７月11日・12日にパシフィコ横浜・展示ホールＤで開催された。主催は社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団。
今回は「暮らし」をテーマに入浴やトイレ、家の中の移動、調理などに関する機器やサービスが展示、紹介された。会場では、家の中の段差解消法や手すりの設置などのポイントを専門家がアドバイス。生活場面での介助技術の実演や入浴用リフト、屋内用の車いすなどの福祉機器を体験できるコーナーもあった。
神奈川トヨタ自動車＝本社・栄町＝は、７月から扱っているスウェーデン・オートアダプト社製の「全電動回転・昇降シート」を装着した車両を出展した。
福祉車両は限定されるため、これまでのラインナップでは高級車などのニーズには応えられなかった。神奈川トヨタ渉外広報部は「欧州で実績のあるオートアダプト社の製品を取り扱うことで、新たな顧客の開拓につなげたい」と話している。
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