神奈川消防署(吉原晴彦署長)は8月25日、白幡仲町であった建物火災の初期消火活動に尽力した地域住人らに、白幡地区センターで感謝状を贈呈した。
7人で協力
功労者として表彰されたのは、近所に住む菱科ちあきさん、菱科顕英さん、田淵東一さん、山室昭さん、井澤三治さん、池田ミツ江さんと、工事業者として下見にきていた松井伸介さんの7人。
火災当日の7月9日午後4時頃、菱科ちあきさんが焦げ臭さを感じた次男の言葉を受けて発見・通報。夫の顕英さんと、その場に居合わせた松井さんが、建築現場に用意していた消火器で消火にあたった。その後、田淵さんと山室さん、井澤さんらとバケツリレーを実施。消防団員の池田さんの指導の下、消火栓からホースをつないで放水を行った。今回の表彰は、こうした初期消火活動が評価された。
表彰式で吉原署長は「火災現場は建物密集地域です。皆さんのおかげで、被害を最小限にとどめることができました」と労い、「これを機に、初期消火が共助の一つとして広まってほしい」と話していた。
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