市会レポート 「消防団課」の設置を提案 自民党横浜市会議員 ふじしろ哲夫
第3回横浜市会定例会が9月3日から10月21日まで、49日間の日程で開かれました。私は9月30日にあった決算特別委員会の消防局審査において、「消防団課」の設置を提案いたしました。
市内の消防団員の人数は10月1日現在、7189人です。条例で定められた団員の定足数は8305人であり、1116人の不足が生じています。
しかし、すぐに増やせるものではありません。団員の数を増やすことも必要だとは思いますが、それ以上に、訓練などを通じて団員の質の向上に努めることも必要な取り組みです。
団員7189人の活動支援のために
御嶽山の噴火や台風18号・19号における、団員の方々の活躍は目を見張るものがありました。広島市の豪雨災害においては、エリアの垣根を越えての活動をはじめ、被災者の方々に対するメンタルケアーまで行っていたのが印象に残っています。
さて、東京23区を管轄する東京消防庁には、私が設置を提案している消防団課があり、広島市消防局にも消防団室という同様の部署が設置されています。一方、横浜市では現在、消防団員7189人の円滑な活動支援を行う専門部署を、横浜市消防局総務課の消防団係が担っている現状です。
横浜市の消防団は、東京都に次ぐ大規模な組織です。その後方支援を、消防団係が担っていることに疑問を感じています。私自身の消防団員としての活動を踏まえつつ、消防団課の設置に向けての活動を行っていきます。
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