横浜市立浦島小学校(佐野美春校長・児童数427人)で10月30日、(一社)大日本水産会の主催する「小学校おさかな学習会」が行われた。
これは、水産業の振興・発展に取り組む同会が魚食普及活動の一環として全国で実施しているもの。神奈川区内では浦島小が初めてとなった。当日は同会メンバーである専門家や熱帯魚店経営者、学生らが駆けつけ、全校児童を対象に「おさかなゼミ」「タッチプール」を行った。
漁師気分で地引網体験
「おさかなゼミ」では、水産業や漁業、魚の栄養や魚の名称などをテーマに授業が行われた。日本の海の面積が国土の約12倍あるという説明に、驚きの声を上げた児童たち。写真や漢字で魚の種類を当てるクイズでは、次々と正解をたたき出し教員も感心していた。
「タッチプール」では、ヒラメやエビ、ネコザメなど様々な海の生き物が集められ、児童たちは興味津々で触っていた。特に人気だったのが「地引網体験」。一人ひとり重りのついた地引網を実際に投げ、漁師気分を味わった。
学習会を終え、杉山吾有くん(4年)は「実際にサメを触って、鮫肌という意味が分かった」と話し、より興味が湧いた様子。佐野校長は「今の子どもは魚に触れる機会がないので、これを機会により身近に感じて魚を好きになってくれたら」と話していた。
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