神奈川区版 掲載号:2014年12月11日号 エリアトップへ

「華の会」の会長として市場まつりでチャリティーバザーを続ける 石井 八重子さん 神奈川区出身 72歳

掲載号:2014年12月11日号

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魚屋生まれの青果社長

 ○…横浜中央卸売市場の青果卸協同組合婦人部の会長。男社会の中にあって、仲卸業「大一青果(株)」の社長を務める紅一点だ。14年前に発足した「華の会」は現在、24社28人の女性職員が所属。今年も市場まつりでチャリティーバザーを実施し、売上金を区社協に寄付した。「内勤業務とは違い、顔の見えるやりとりを楽しんだ。会員たちも奉仕の喜びを感じているようだった」と笑う。

 ○…子安の魚屋の長女として生まれた。父に連れられ、幼い頃から市場に通っていた。「『よこはまかまぼこ』の写真モデルとして撮影されたこともあった。六角橋にあった映画館でスライド上映されたのよ」と当時を懐かしむ。浦島丘中ではソフトボール部のキャプテン。社会人チームの選抜テストを受験するが、夢破れ、川崎商業高を経てソニーに就職した。

 ○…労働組合の婦人部委員長に抜擢された。「労働条件を会社側と交渉することは精神的に辛かった」。4年後、出産を機に退社し、政党のウグイス嬢として働き始めた。市場関係の許可申請の仲介などを頼まれたことがきっかけで、現在の前身企業に入社。2002年に社長就任、どん底にあった会社の建て直しを誓った。「約束は守る」が信条。当たり前のことを継続していくことで、少しずつ信頼を取り戻した。「お客様の助けと、支えてくれる社員のおかげです」と目に涙をためる。

 ○…2男1女に5人の孫がいる。「息子たちは公務員になった。母親の苦労する姿が反面教師になったみたい」と笑う。ライオンズクラブにも所属し、地域への奉仕活動に携わる。「違う視点を持った人と交流できるのが魅力」。仲間たちとの活動が多忙な日常の息抜きになっている。会社運営ついては、吸収合併などを含めた生き残りの最善策を講じていく方針だ。「税金や雇用などを考えれば、会社を存続させることが一番の社会貢献だから」

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