市政報告 市民病院の果たす役割 自民党市会議員 小松 範昭(のりあき)
私たちの身近な総合病院として、50年以上にわたり良質な医療の提供に努めてきた「横浜市立市民病院」が、2020年開院をめどに再整備を行います。
急性期医療とがん対策拠点
10年後、横浜市では65歳以上の人口が101万人に達すると見込まれており、高齢者の方々が住み慣れた地域の病院で安心して診療を受けられるような医療サービスの充実が、今後の重要な課題となります。
これを踏まえ、新市民病院の果たすべき役割について12月3日の市会本会議で質問をしたところ、林市長は「急性期医療と地域連携・人材育成などの中心的役割を担っていく」と答弁しました。また、市全体で推進しているがん対策については、土日検診の拡充や働きながら治療している患者のサポートなど、「がん対策拠点として先導的な役割を担っていく」と担当局長より回答を得ました。
県内で唯一の感染症医療機関
市民病院は「第一種感染症指定医療機関」に指定されており、西アフリカを中心に猛威をふるっているエボラ出血熱など、極めて危険度の高い感染症に対応できる、県内唯一の病院となっています。この点についても質問し、「新病院では感染症センターを設置し、市全体の感染症対策に取り組む」という回答を引き出しました。
市民のために十分な機能を持った病院が整備されるよう尽力していきます。
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