県政日記【16】 知事給与、議員報酬増に反対 県議会議員 かるべ 和夫
平成27年第1回定例会が閉会しました。我が会派は採決日に、当初予算案に以下のとおり反対しました。
要旨「私は、県友会神奈川県議会議員団を代表いたしまして、本定例会に提案された議案のうち、平成27年度当初予算案に反対の立場で討論を行います。
本年4月に知事選挙が実施されることから『骨格予算』として編成したものの、全体としての一般会計当初予算案は1兆9495億円と、過去最大で示されております。税収の持ち直しはあるものの、依然として県債残高は3兆6千億円以上で推移しており大変に高い状況にあります。
当初予算案では知事の退職金として約4千万円を加えた上に、給与も4778万円に増額。また、議員報酬についても、定数を2減したにもかかわらず、予算額としては前年プラス約6千万円となっています。「県単独補助金」の見直しなど、県民の皆様への行政サービスの低下が危惧される中で、容認できる内容ではありません。
今年度までは、知事の給与費や県議会議員の報酬なども減額し、県民と痛みを分かち合ってきた経緯があったからこそ、予算案にも賛成の立場で臨んでまいりました。少子超高齢化に伴う介護・医療・児童関係費などの大きな増加が見込まれており、議員報酬や知事の給与などが引き上げられることに賛成することはできません」
我が会派は、それぞれの地域での活動を通じて、様々な立場の方の意見を県政に反映させる活動を続けてきました。予算案についても昨年11月に「平成27年度県の予算・施策に関する提言書」を知事に提出しました。今後もこうした活動を継続していきます。
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