市内商店街の麺類ナンバーワンを人気投票で決める「ガチめん!〜汁もの篇〜」にエントリーした、区内3店舗のエントリー商品がついに発表された。昔ながらのラーメン、混ぜそば、家系ラーメンといった、趣向の異なる3商品が神奈川区を代表して頂点を目指す。
(一社)横浜市商店街総連合会が主催する、ガチシリーズ第5弾となる今回は、市内18区41商店街から54店舗がエントリー。ラーメンや蕎麦、うどんなどの麺メニューが出揃った。
区内からは、六角橋小籠包(六角橋商店街連合会)、寺尾屋(大口曙通商店会)、末廣家(六角橋協栄会)が出馬を表明。それぞれ店ならではの素材や味にこだわった、珠玉の”ガチめん”で勝負に挑む。
小龍包の出汁入り
六角橋商店街連合会から出馬した六角橋小龍包は、「謹製小龍包の肉出汁カレー混ぜそば」(850円)でエントリー。同店自慢の小龍包からあふれ出す、やまゆりポークのエキス溶け込むスープをカレーベースに仕上げ、その力強さに負けないよう特注の極太麺を合わせた。卵、紅ショウガ、もやし、自家製ラー油などを混ぜてすすれば、コクのある濃厚なスープのパンチ力に食欲を刺激される。
魚介系あっさり味
大口曙通商店会からは、1952年創業の「寺尾屋」が名乗りを上げた。昨年のカレーはエントリーを辞退。自家製麺で、満を持しての登場だ。勝負するのは、商店会の名前が由来となっている「曙醤油ラーメン」(480円)。「あけぼの」をイメージした温玉と、大口餃子の皮を揚げた「皮耳チップ」が食欲をそそる。にぼし、さば、干しえびなどのダシ汁に秘伝のタレを合わせたスープが絶品だ。
吉村家直系の匠
横浜屈指のラーメン激戦区・六角橋エリアからは、家系総本山吉村家の直系店舗である末廣家が参戦。店主が毎朝仕入れた約10種類の野菜畑(100円)が添えられたチャーシューメン(750円)で勝負に出る。こだわりは、サシの入った国産豚の生もも肉使用の釜焼きチャーシュー。醤油と国産の生豚骨、鶏油(ちーゆ)の3層からなるスープに乗せると、一寸狂わぬ温度で火が通る。まるで芸術品だ。
投票は7月1日から8月31日までの2カ月間で、ハガキやWEBなどで受付。金賞1点、銀賞3点、銅賞5点を選出し、9月下旬に発表する。
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