ファッション・美容の専門学校、横浜fカレッジ(西区)2年の杉山千夏さんデザインの作品が横浜開港祭親善大使の制服に選定され、5月3日に行われたザよこはまパレードでは多くの観光客らに披露された。
杉山さんが在籍する同校ファッションライフデザイン科では、毎年初夏に行われる横浜開港祭で親善大使が着る制服をデザインしており、今年は約400点の応募作品から厳しい審査を経ての選定となった。
作品のテーマは「国際港都横浜」。港から水兵、大使の役割からツアーガイドを連想した。スカート部分は、近くに見える波と遠くに見える海を青の濃淡で表現した。目立たないようにポケットをつけ、ハンカチ等を入れられる機能性重視の工夫は、親善大使にも好評だという。
「(スカートの)グラデーションを実現するため、素材選びにも苦労しました」。メーカーと協議を重ね、ボタン一つにもこだわった制作過程を振り返る杉山さん。「将来の夢はデザイナー」と話してくれた。
「横浜開港祭2015」は5月30日(土)・31日(日)・6月2日(火)、臨港パークや、みなとみらい21地区、新港地区等で開催される。
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