神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2015年6月4日 エリアトップへ

マイナンバー 事業者へ早期対応求める 横浜市、説明会を初開催

社会

公開:2015年6月4日

  • LINE
  • hatena
セミナーの様子
セミナーの様子

 国民に12桁の番号を割り当てる「マイナンバー制度」が2016年1月から導入されるのを前に、事務主体の横浜市は事業者向けのマイナンバーセミナーを5月12日、初めて開いた。

 参加者からは「対応は手探り」との声も聞かれ、今後市は制度の広報・周知を継続していくという。

導入前の準備必要

 マイナンバー制度は国が社会保障や税などの情報を紐づけ分散管理するもの。導入後は、年金給付や確定申告などの行政手続きにマイナンバーが必要となる。

 事業者も、個人のマイナンバーを取り扱うようになる。源泉徴収票などの税や社会保障関係の書類に、従業員のマイナンバーの記載などが求められるからだ。

 個人情報を保護するため、事業者のマイナンバー取り扱いには厳格な本人確認などの様々なルールが定められており、対応には準備が必要だ。

専門家も活用を

 12日のセミナーには市内外320社が参加。事業者のマイナンバー取り扱いに関するガイドラインについてや、制度開始までの体制作りなどが説明された。

 講師として登壇した(株)野村総合研究所の梅屋真一郎氏は、「まだ準備はこれからという企業は多いが、ゆっくりしていると間に合わない。なるべく早く準備を」と呼びかけた。従業員へ制度の周知徹底をしておくこと、税理士や社会保険労務士など専門家の外部サービスを最大限活用することなどをアドバイスしていた。

安全管理に不安

 参加者は、「準備はこれから。安全に情報管理ができるか不安。皆手探りだと思う。外部委託するか今後検討したい」と話していた。

 市の担当者は「事業者の対策は今年度本格化していくと思う」と話し、説明会などを通じ情報提供を続けていくという。

神奈川区版のローカルニュース最新6

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

市、上限100万円と10万円の2コース

4月20日

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

4月26日〜5月6日、イベント多数

4月19日

三溪園 重要文化財の内部を期間限定で特別公開

「弁護士が身近な存在に」

神奈川県弁護士会

「弁護士が身近な存在に」

岩田武司新会長が抱負

4月18日

趣味や生きがい 本で残す

趣味や生きがい 本で残す

タウンニュースの自費出版

4月18日

「絹婚式」きもので撮影

「絹婚式」きもので撮影

横浜でイベント

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook