神奈川区版 掲載号:2015年6月25日号 エリアトップへ

三ツ沢東町高野啓子さん 旧家を「公民館」に ワークショップで地域交流

社会

掲載号:2015年6月25日号

  • LINE
  • hatena
明治期に建てられた物置の前に立つ高野さん(左)と友人
明治期に建てられた物置の前に立つ高野さん(左)と友人

 三ツ沢の静かな住宅街の中に、まるでタイムスリップしたかのように佇む昭和の家屋がある。敷地内には、明治期に建てられた物置をはじめ、池や井戸、梅などの古木も植えられている。家主の高野啓子さん(50)はこのほど、こうした旧家の遺産を使って地域交流をする「昭和レトロハウス保存計画」をスタートさせた。

 高野さんが生まれ育った自宅=三ツ沢東町5の41=は、江戸時代から受け継がれる旧家。約300坪の敷地には1899年(明治32年)築の物置や、1958年(昭和33年)に建てられた離れなどが現存する「レトロハウス」だ。アジサイや夏みかん、柿なども植えられており、近所では四季の移り変わりを感じられる「都会のオアシス」として知られる。

 千葉県で「里山の学校」の講師をしていた高野さん。父が他界したのをきっかけに昨年、実家に戻ってきた。

「片づけをしているうちに、旧家の遺産を次世代に存続させることが使命だと感じた」。元来楽しいことが好きな性格。このほど、友人らとレトロハウスを地域交流の場として活用する計画をスタートさせた。

樹齢数百年梅の実収穫

 15日には、梅の収穫祭が行われた。樹齢数百年という木には約100kgの実がなる。これまでは教師をしていた亡父が教え子や、近所、親戚などに配っていた。今年は9人がかりで収穫、ジャムや梅干しを手作りするワークショップも行った。

 高野さんは「住宅街なので騒音に注意しながら企画する必要がある」と近隣に配慮しつつ、「自然と歴史、芸術の公民館を目指したい」と今後の抱負を語った。夏休みには、子ども向けに井戸水を使用したイベントを予定している。

神奈川区版のトップニュース最新6

公共交通の利便性に満足

横浜市市民意識調査

公共交通の利便性に満足 社会

働き方の多様化に期待も

1月21日号

市内に特設交付拠点

マイナンバーカード

市内に特設交付拠点 社会

市、21年度に向け検討

1月21日号

未利用魚活用事業に栄誉

魚食普及推進協

未利用魚活用事業に栄誉 社会

魚の国のしあわせ大賞

1月14日号

200カ所以上で減収

指定管理施設

200カ所以上で減収 社会

市、一部補助も

1月14日号

「安全安心の五輪やりきる」

黒岩知事

「安全安心の五輪やりきる」 政治

感染防止へマスク会食も訴え

1月7日号

思いやりの心 苦しい時期こそ

思いやりの心 苦しい時期こそ 政治

高田区長インタビュー

1月7日号

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月22日0:00更新

  • 7月23日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年1月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク