県内の小中学生が五色百人一首で対戦する「第2回TOSS五色百人一首神奈川県横浜大会団体戦」がこのほど、曹洞宗大本山總持寺で開催され、幸ケ谷小学校(小正和彦校長)の6年生チーム(近藤旭くん、大野莉歩さん、遠藤花梨さん、鈴木結子さん、佐々木彩乃さん)が優勝。5年生チームも3位に入賞した。
予選を全勝で通過した6年生チーム。決勝トーナメント1回戦でエースの佐々木さんが敗れる「波乱」があったが、他のメンバーが挽回すると、そのまま勢いに乗って決勝(対神奈川小)へ駒を進めた。3勝2敗の大接戦をものにし、県内22チームの頂点に立った佐々木さんは「休み時間も練習したかいがあった」と喜び、大会を通じ全勝だった遠藤さんは「誰かが負けても大丈夫。支え合う仲間の大切さを学んだ」と話した。
同小では、7年前から全学年で五色百人一首の授業を取り入れている。指導にあたる柳下勇作教諭は「毎日のように練習してきた成果だと思う」と目を細める。
伝統文化普及のため考案された五色百人一首は、小倉百人一首を20枚ずつ五色に色分けしたもの。取札の裏に上の句が書かれており、対戦前に確認できるなど、子どもたちが歌を覚えやすくなるよう工夫されている。
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