神奈川区地域防犯連絡所連絡協議会会長を務める狩野茂秋さん(85)=浦島丘在住=がこのほど、「平成27年全国地域安全運動中央大会」で防犯栄誉金章を受賞。長年にわたって地域の防犯活動に尽力した功績が認められたもので、11月には祝賀会も予定している。
1970年から自治会長を務める狩野さんは、長年にわたり地域の安全安心の取り組みに尽力している。防犯活動に関しては、84年に区防犯協会の常任理事になったのが始まり。95年には区地域防犯連協会の会長に就任し、2008年からは県の理事も務めている。
警察とのパイプ役
防犯連絡所は、防犯協会と自治会町内会が連携し、警察への要望や意見を伝えるために設置されるものだ。地域住民と警察のパイプ役を担い、各地域から毎年一人が選ばれる。狩野さんは同会の会長として、防犯連絡員の指導や事業推進に積極的に取り組むなど、リーダーシップを発揮してきた。
そうした長年の防犯活動が評価され、防犯栄誉銅章(95年)、銀章(08年)に次いでこのほど、念願だった防犯功労者で最高位となる金章を受けた。全国防犯協会連合会、警察庁が主催する中央大会で93人に同賞が贈られ、県内では6人が受賞した。
表彰式で狩野さんは「金章の名に恥じないように取り組んでいきたい」と決意を新たにしていた。また、11月には祝賀会も予定している。
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