1年半の再整備工事を終えた神奈川スケートリンクが12月21日、「横浜銀行アイスアリーナ」としてリニューアルオープンした。
20日に行われた開設記念式典には、林文子横浜市長をはじめ、伊東満神奈川区連合町内会自治会連絡協議会会長など来賓やスケート関係者約500人が新アイスリンクの完成を祝った。
林市長は「数多くの皆さまから愛されるスケートリンクになれば」とあいさつ。元スピードスケート選手で日本スケート連盟の橋本聖子会長は「ここで育った選手が世界で羽ばたいてほしい」と期待を込め、「私にぜひスケート教室をやらせてほしい」と林市長に直談判する場面もあった。
式典後には、日本スケート連盟強化選手にも選ばれている青木祐奈選手ら、同所のスケートクラブに所属する100人以上のスケーターがアイスショーを披露。午後には市民1千人が無料招待され、市内在住の女性は「新品のスケート靴で新しいリンクを滑られてよかった」と、真新しいリンクで氷の感触を楽しんでいた。
市民のため国際規格に
老朽化が進み、再整備されたスケートリンク。メーンリンクは国際規格に拡充され、屋外の空気を取り込む空調設備でより快適にスケートを楽しめるようになった。市体育協会担当者は「旧施設は除湿のみだったので、スケート競技をされている方にとってはだいぶ違うようです」と説明する。
スケート靴はすべて新調。ロッカー室も充実させ、キッズルームや授乳・おむつ替え室は女性職員の意見も取り入れているという。担当者は「今後もイベントや教室などを企画していきたい」と話している。
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