ジャズ、ライブハウス、ファッション、クルマ――。そんな1960年代の”カッコイイヨコハマ”に一瞬でタイプスリップさせてくれる、50年以上続く親父バンドがある。その名は「ザ・ジョーカーズ」だ。
白髪で味のあるシブい声で女性を虜にするボーカル、宮地鎭之さん=人物風土記で紹介=は御年71歳。大学の同級生と結成したバンドを半世紀にわたり引っ張ってきた。12月23日に横浜ベイシェラトンで開かれたXマスパーティーには、60年代に青春を過ごした団塊世代を中心とする400人弱が来場。『バケーション』や『おおキャロル』など当時のヒットナンバーを演奏し始めると、参加者は歓声をあげて駆け足でダンスフロアーへ。若かりし日に戻ったかのように、額に汗をにじませながら踊り続けていた。
15年近く、毎年開かれているこのパーティー。宮地さんは「中には、奥さんと手をつないで踊れるのを楽しみにしている男性もいる」と嬉しそうに語る。
15日にダンスパーティー
1月15日には、横浜ベイクォーター7F「ザ クラシカベイリゾート」で開催されるダンスパーティーに出演。50歳以上の男女100人が参加できる。午後6時から。入場料2千円。予約・問い合わせは【電話】045・450・7211(本日7日・12日は休業)。
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