神奈川消防署(森田清署長)は1月24日、放火と思われる火災に対し迅速に対応したとして、白幡上町在住の村松功一さん・由香里さん、木村卓さん・澪さん、落合秀広さん・薫さんの6人に感謝状を贈った。
住民連携し奏功
火災が起きたのは、昨年12月22日午前2時40分頃。就寝していた村松さんは、「車が壁に衝突するような『ドーン』といった大きな破裂音で目が覚めた」。とっさにベランダに出ると道を挟んだ向かいのゴミ集積場からおよそ3mもの炎が上がっていたという。妻の由香里さんが119番通報し、村松さんは水道からホースで消火にあたると同時に「火事だ」と大声で近隣に知らせた。木村さん一家も破裂音を聞き水道ホースで消火を行い、落合さん夫妻は村松さんの声を聞いて自宅の消火器で消火活動に加わった。
村松さんは「火災が起きないための抑止力が必要だと感じた」と話す。森田署長は「火災は初期消火が大切。日頃からの意識が大規模震災時に生きてくる」と感謝を述べた。
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