神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2016年3月3日 エリアトップへ

医療救護隊、災害活動を実践 防災拠点訓練で

社会

公開:2016年3月3日

  • LINE
  • hatena
傷病者に問診を行う看護師
傷病者に問診を行う看護師

 地域防災拠点の一つである大口台小学校=大口仲町=で2月27日、区内25拠点のうち年度内最後となる防災訓練が行われた。

 同拠点の訓練では例年、運営委員会(山根誠会長)が災害時の給水訓練をはじめ、発電機など機材の取り扱いや炊き出し訓練を行っている。今回は、地元医師らによる神奈川区医療救護隊の活動訓練や、今年度同拠点に整備された下水直結式仮設トイレの取り扱い訓練などが行われた。

伝達方法など確認

 医療救護隊は区内で震度6弱以上の地震が観測された場合、医師・薬剤師・看護師ら5人で編成。現在、最大5隊が活動可能で、大規模災害時には避難所を巡回診療するなど災害医療にあたる。

 当日は、傷病者役の地域住民に対して問診などを実践し、症例ごとにどのように対処すべきかなどを医師が説明。参加者は「医療救護隊についてあまり知らなかったが、災害時にどんな活動をするのか勉強になった」と興味を示した。医療救護隊メンバーがそろって訓練するのは今回が初めて。区は「どのように情報伝達していくと良いかなどを確認することができた。区民への周知もさらに取り組む」とした。

 医療救護隊の訓練では、トイレの重要性についても触れられていた。下水直結式トイレは現在、市内で整備が進められており、区内では10拠点に設置済みだ。参加者からは「簡単に設置できるので使いやすい」という反応が多かった。山根会長は「今回の訓練を踏まえて、今後夜間や宿泊での訓練も検討していきたい」と話している。

神奈川区版のローカルニュース最新6

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

市、上限100万円と10万円の2コース

4月20日

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

4月26日〜5月6日、イベント多数

4月19日

三溪園 重要文化財の内部を期間限定で特別公開

「弁護士が身近な存在に」

神奈川県弁護士会

「弁護士が身近な存在に」

岩田武司新会長が抱負

4月18日

趣味や生きがい 本で残す

趣味や生きがい 本で残す

タウンニュースの自費出版

4月18日

「絹婚式」きもので撮影

「絹婚式」きもので撮影

横浜でイベント

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook