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神奈川区版 公開:2016年3月3日 エリアトップへ

横浜ビジネスグランプリ Trim(トリム)(株)(三ツ沢中町)が大賞に 運営アプリの改良プランで

経済

公開:2016年3月3日

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アプリについて説明する長谷川代表
アプリについて説明する長谷川代表

 ビジネスプランコンテスト「横浜ビジネスグランプリ2016」(公益財団法人横浜企業経営支援財団主催)のグランプリファイナルが2月20日に行われ、スマートフォンアプリを使ったプランを披露したTrim(トリム)株式会社(長谷川裕介代表(32))=本社・三ツ沢中町=が最優秀賞に輝いた。

 同コンテストは今回で18回目を迎え、全国から111件(一般部門75件、学生部門36件)の応募があった。書類審査やプレゼンテーション審査を通過した11件が最終プレゼンテーション審査に臨んだ結果、同社が最優秀賞に。長谷川代表は「初めての応募でグランプリをいただけるとは思わなかった。とても光栄に思う」と感謝の言葉を口にした。

子育て世代の外出を手助け

 長谷川代表が応募したプランは「授乳室とおむつ替え施設が検索・投稿できるアプリ(ベビ★マ)を通し、ママ・パパが赤ちゃんともっと気軽にお出かけできる世界の実現を目指す」というもの。同社が運営している「ベビ★マ」は、全国5万カ所の授乳室・おむつ替え施設を検索でき、8万6千人以上にダウンロードされているアプリ。長谷川代表は「より子育て世代にとってこれ一つで解決できるアプリにしたい」と、知り合いからアプリユーザーまで子育て中の男女150人を調査し、子連れで入れるカフェなどの店舗やレジャー施設の情報、ベビーカーを押す親に必要な駅構内のエレベーター情報などを新たに導入するプランを立案した。これらのサービスは4月から実際に開始される予定だ。

 既に厚木市などに情報提供などを行っており、「子育てに力を入れている横浜市にもお手伝いできる機会があれば」と話す。

新たな発見も

 同社は昨年11月に設立。長谷川代表含め3人で運営している。自身も2児の父親だが「会社の代表という立場。イクメンとは言えない」と苦笑いする。コンテストを通じて「子育て中の男女間で求めていることが違うなど、発見がたくさんあった」と振り返る。

 日本の出生率の低さを指摘した上で「子育て世代の声を形にすることで、少子化を食い止めたい」と意欲をみせている。

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