横浜市はこのほど、２０１５年国勢調査の速報集計結果を発表した。それによると、神奈川区の人口は23万９１０９人で、10年の前回調査に比べて５６８０人増加し、増減率は２・４％だった。人口は継続して増えている一方、過去２回の調査に比べて増加率は縮小しており、鈍化傾向が強まった。男女別でみると男性が12万１７７４人、女性が11万３３５人で、前回調査からそれぞれ２７２６人、２９５４人増加した。
世帯の小規模化進む
世帯数は５６０９世帯増え、11万９２２２世帯だった。１世帯当たりの人数は２・０１人で、前回踏査に比べて０・０４人減少。18区別では、中区（１・８８人）、西区（１・９０人）に次ぐ低さで、核家族化や高齢者世帯の増加などによる世帯の小規模化が進んでいることを示した。
市内の人口は過去最高の３７２万６１６７人で、10年の前回の調査に比べて３万７３９４人増加し、増加率は１・０％だった。
区ごとの人口では、港北区が34万４２６１人で最多。最少は西区で９万８５５４人。増減をみると、最も増加したのは港北区の１万４７９０人増、最も減少したのは金沢区の６９７４減だった。
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