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働く意味、本で伝える 83歳で著書出版
南区在住の相原正雄さんは昨年、83歳で『読んで楽しむ働くこと』を文芸社から出版した。日本人の仕事観や経営、労使関係などを書いた著書は働く意味について考えさせられる本と注目され、労働に関心を持つ記者や研究者が優秀な作品を表彰する「日本労働ペンクラブ賞」を受賞した。
同盟で国際局長
横浜出身の相原さんは横浜市立大学を卒業後、日産自動車に入社。29歳でアメリカに渡り、国内外の労使関係を学んだ。帰国後はその経験を生かして自動車労連中央執行委員などを歴任。労働組合のナショナルセンター全日本労働総同盟(同盟)で国際局長を務め、世界の労働条件などを話し合う専門機関ILO(国際労働機関)総会に出席。国内の労使関係構築に長年力を注いだ。
日本人の仕事に対する考え方と欧米との違い、雇用制度や労働組合に関する分かりやすい記述は読みやすさが好評。相原さんは、「労働に関する本は難しく敬遠されがちですが、誰にでも面白く読んでもらえるように易しい言葉とイラストを交えて書きました。働く意味や楽しさを見出してくれたら」と話す。
A5判220頁で1400円。「紀伊國屋横浜みなとみらい店」などの書店やインターネットで購入できる。
相原正雄
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こどもタウンニュースよこはま版4月8日 |
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