神奈川区役所裏にある二ッ谷通り商栄会(石井敏会長)が4月17日、防災訓練を行った。
阪神・淡路大震災を受けて始まった同会の訓練は、今年で8回目。5年前の東日本大震災では、横浜駅方面から自宅へ帰ろうとする帰宅困難者で通りがあふれ返り、トイレがなく混乱も起きた。それらの経験を踏まえ、当日は商店主や区職員など約35人が参加し、テントや野外用水洗トイレの設営、炊き出し訓練、AEDの取り扱いを実践した。
同会は商店街という特徴を生かして、飲食や医療などそれぞれが得意とする分野で率先して動ける体制が整っている。石井会長らは「回数重ねて身についてきた。一人でも多くの命を救いたい」と話している。
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