神奈川警察署(横田善信署長)は6月6日、振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、ファミリーマート石田屋神之木町店の会社員・水野惠子さんに感謝状を贈った。
神奈川警察署によると、今回の詐欺未遂は5月26日の午前11時43分ころ、同店店長が「おにぎりに髪の毛が入っている」というクレーム電話を受けている時に起こった。水野さんは、高齢の女性が携帯電話で話をしながらATM機を操作していたことに振り込め詐欺を疑い、積極的な声掛けを行った。
警察官対偽警察官
高齢の女性は「お金を返してもらう手続きをしている」と答えたが、当日の朝、警察からクレーム電話で注意をそらす還付金詐欺の手口が増加しているという「注意喚起」があったばかり。水野さんは粘り強く説得し、携帯電話で警察に連絡。すると、今度は警察官を名乗る人物から「送金させろ」という電話が入ったが、冷静な対応で偽物を見分け、還付金詐欺を防いだ。
区内の詐欺阻止件数は今年に入って7件目で、コンビニは初。「高齢者の力になれるよう、今後も積極的に声掛けしていきたい」と話した。
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