神奈川消防団(田辺省二団長)は6月5日、今年度新たに配備された救助資機材の取り扱い訓練を横浜市民防災センター=沢渡=で行った。
2011年の東日本大震災を踏まえてこの春、区内にある9個分団それぞれにエンジンカッターと油圧切断機が1機ずつ配備された。当日は各分団から24人が参加。刃の取り付け要領から点検、切断方法までを神奈川消防署の指導で実践した。
震度6弱の確率81%
10日に政府が公表した全国地震動予測地図で、横浜市は今後30年間で震度6弱以上の地震に見舞われる確率が81%に上ることが明らかとなった。
エンジンカッターは倒壊した家屋の切断、油圧切断機は道路を寸断する障害物の切断など、あらゆる場面で有効だ。田辺団長は「勉強になった。7月の訓練会、年明けの出初式に向けて、地域の皆さんに披露できるよう団員全員で身につけていきたい」と、救助技術の向上に意欲をみせた。
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