横浜市立子安小学校(宮生和郎校長)で7月9日、PTA主催の「防災デイキャンプ」が行われた。
これまで10年以上続いているデイキャンプ企画に、昨年から災害に備える内容を盛り込み開催している。今年は消防署と水道局も駆けつける中、児童と保護者ら約230人がさまざまな体験を通して防災知識を身につけた。
熊本地震を教訓に
体育館では、お湯や水を入れるだけで食べられるアルファ米や蒸しパン作りをはじめ、救護活動、AEDの使い方などを消防署員の指導で実践した。
また、4月に発生した熊本地震での避難所の状況などを踏まえ、水道局が所有する給水車から水を汲んだり、段ボールでベッドを組み立てるなどの体験も実施した。参加した男子児童は「(段ボールベッドは)みんなで協力すればすぐできた。意外と丈夫」と即席ベッドの感触を試していた。
主催するPTAの木村健会長は「学校に通う児童は1千人近いので、まだまだ参加数としては一部だ」と課題を示した上で、「親子で防災が身につくよう企画を工夫している。今後に向けてさらにブラッシュアップしたい」と意欲をみせた。
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