櫛澤電機製作所(澤畠光弘社長)=入江=で7月27日、ベーカリー関係者がリオパラリンピック水泳競技に出場する成田真由美さん(45)を応援する会を開催し、昨年6月の創立60周年記念講演をきっかけに交流を続けている、大口台小学校(高根順校長)の児童から応援旗が寄贈された。
川崎市在住の成田さんは過去4度のパラリンピックに出場し、日本最多となる15個の金メダルを獲得している実力者。7年ぶりに現役復帰し、45歳にして女子50m自由形で日本記録を更新したレジェンドだ。澤畠社長ら横浜のベーカリー関係者が中心となって開催している、障がいのある人たちのパン・菓子つくりコンテストの実行委員長も務めており、この日は、成田さんも所属するベーカリークラブ主催の応援する会が行われた。
会場となった同社には、多くのベーカリー関係者のほか、大口台小の高根校長と児童会担当の嶋田安希子教諭、運営委員の小柳樹生君(6年)が駆け付けた。
同校は昨年6月、創立60周年記念事業の一つとして講演会を企画し、パン店を営む当時のPTA会長の紹介で成田さんを招いた。講演後も水泳教室の指導に訪れるなど児童と交流を深めてきた。
400人の手作り
寄贈した応援旗は縦1・2m、横2mの大きさ。全児童約400人が水しぶきをイメージした紙に一枚ずつ色を塗り、日の丸と富士山をモチーフに約2週間をかけて作成した。小柳君は「みんなで応援の旗を作りました。リオでもがんばってください」とあいさつ。成田さんは「すばらしい応援旗をありがとう。悔いのないよう準備し、自己ベストを目指します」と力強く語った。
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