神奈川警察署(横田善信署長)は8月4日、振り込め詐欺被害を未然に防いだとして、ファミリーマート横浜神大寺一丁目店の店長代行・宗光剛さん(26)=三ツ沢下町在住=に感謝状を贈った。
神奈川警察署によると、7月21日午後1時20分ころ、近くに住む70代の男性が、携帯電話で話しながら店内の金券等発券機を操作していた。「今、発券しました。これから支払いの手続きをします」。周知ポスターや報道などで振り込め詐欺を知っていた宗光さんはこれを疑い、粘り強い説得を試み、警察への通報を行った。
同署で行われた贈呈式で宗光さんは「高齢のお客様が多い地域なので、今後も積極的に声掛けをしていきたい」と笑顔で感謝状を受け取った。横田署長は「宗光さんの積極的な行動が被害をくい止めた。これからも一緒に振り込め詐欺防止に取り組んでもらいたい」と感謝の言葉を述べた。
架空請求詐欺は、トラブル解決名目で現金などを送らせる手口。今回は有料サイト利用料を口実に、ギフト券を購入させようとした。神奈川区内の振り込め詐欺被害は7月末現在で5件(約5520万円)、そのうち架空請求詐欺の被害額が約4300万円に上る。
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