常任指揮者の川瀬氏
神奈川フィルハーモニー管弦楽団はこのほど、川瀬賢太郎氏（31）と常任指揮者の契約を２０２０年３月まで、延長することを発表した。
10月４日には横浜市中区で記者会見が行われ、川瀬氏は14年４月就任からの３年間を振り返り、「無事にできたことを皆様に感謝したい」と話した。神奈川フィルの演奏について「ピュアな響きで古典が得意」と評価し、今後は「音楽的な引き出しを増やしていきたい」と意気込みを語った。
17年度は、改修のため県民ホールは使用できず、みなとみらいホール全10回、県立音楽堂が３回、そのほか特別演奏会を予定する。
また、川瀬氏は今年度の横浜文化賞の文化・芸術奨励賞を受賞。それを受け「楽団一同でいただいたと思っている。県民、市民の心が潤うような活動をしていきたい」と話していた。
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