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ベイクォーターの舞台裏【13】 「メモ」に詰まった想い ”気づき”を行動に
３階の通路はポートランドで撮影した写真を使って路地裏風に
横浜ベイクォーター開業10周年を記念し、仕掛け人たちの姿から同館の魅力を掘り出す本コーナー。今回は営業部マネジャーの森武学さんが、施設づくりで大切にしていることを語った。
森武さんは親会社である三菱倉庫から出向し、２０１４年からＢＱ（ベイクォーター）で店舗の誘致や支援に携わってきた。消費者と直接の接点がない倉庫業と異なり、縁日イベントでは揃いのハッピを羽織って盛り上げ、ライブイベントでは来場者の会場誘導もするＢＱの仕事は「まるでイベント会社でもあるかのよう」。着任当時を「自分たちの力で施設を創っている。とても新鮮だった」と振り返る。
思い立ったが吉日
そんな全員がプレーヤーとして駆け回るＢＱで、森武さんが大事にしていることは「気づき」。日々の仕事でふと疑問に感じたことや思いついたことは、付せんに書いてデスクや手帳にペタリ。「ときどき読み返して、整理した中から実際に形にできないか考えを巡らせている」と話す。
これまでに、館内で時間を気にせずゆったりと過ごしてもらおうと無料で使えるＷｉ―Ｆｉを整備したり、来館者から要望の多かった銀行ＡＴＭを導入したりと、”あれば助かる”ものやサービスを実際に形にしてきた。
10月からは店舗誘致のチームマネジャーに就任。「毎月第４土曜日開催の”かもめマルシェ”が人気なので、こだわりの食材を扱う店を入れたらお客様に喜んでもらえるかなと模索中。今後も『気づき』を形にしたい」。今日も１枚、アイデアをしたためる。
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こどもタウンニュースよこはま版4月8日 |
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