(PR)
インフルエンザの注意点 治癒後に潜む「ぜんそく」
毎年、冬にかけて流行する「インフルエンザ」。横浜駅西口にある神奈川歯科大学附属横浜クリニックで内科を担当する栗橋健夫内科診療科長に、インフルエンザの注意点について聞いた。
――インフルエンザの季節が近づいてきました。
「インフルエンザは『かぜ症候群』の一つですが、ご存知のとおり高熱や筋肉痛などの全身症状を伴い、重症化しやすい点が異なります。高齢者がB型にかかると高熱が出ない場合もあるので注意が必要です」
――注意点は。
「診断用の迅速キットは発症後24〜48時間は感度が90%以上ですが、受診が早すぎると陰性反応になってしまうので注意が必要です。抗インフルエンザ薬は発症後48時間以内に使用すれば有症状期間を半日〜1日短縮できます。通常、熱は3日程度で下がりますが、それ以上長引くと特に高齢者のほか糖尿病やぜんそくなどがある人は二次性細菌感染による肺炎が心配です。ワクチンは積極的に受けましょう」
――治癒後も咳が止まらないことがあるようですが。
「咳ぜんそく(気管支喘息の前段階)や隠れぜんそくの可能性も考えられ、自覚症状がない場合も多いので要注意。当院では隠れぜんそく発見のための測定器を導入しましたので、お悩みの方はご相談ください」
詳しくは11月12日(土)14時からの無料公開講座でも紹介予定。参加申込は【電話】045・313・5047。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>