神奈川県立高等学校PTA連合会大会が12月3日にパシフィコ横浜で開催され、区内にある神奈川総合高校パートナーズ広報部(當舎(とうしゃ)緑代表)と神奈川工業高校PTA広報委員会(新見(にいみ)順奈委員長)が「PTA広報紙コンクール」で表彰された。
同コンクールは、県立高等学校PTA連合会が所属PTAの発行する広報紙を募集し表彰するもので、広報活動の活性化を目的に毎年開催されている。
40回目となった今年は、県内78校から応募があり、神奈川総合高が優秀賞の一つ「(一財)神奈川県立高等学校安全振興会賞」、神奈川工業高が「安全振興会写真賞」に選ばれた。
常連校の神奈川総合
毎年のように優秀賞を受賞している神奈川総合高校。広報部員17人は「子どもたちの充実した高校生活を忠実に反映させること」を目標に掲げ、年間3回、A4判20ページを手掛ける。応募したのは、デイキャンプやスポーツ大会などを取り上げた広報紙。「すごろく仕立て」の構成やカラフルな色使いが評価された。
當舎代表は「伝統を途絶えさせないよう、先輩たちに負けないよう頑張って活動してきました。例年より応募期間が早まり不安だったので喜びもひとしおです」と安堵の表情を浮かべる。
初受賞の神奈川工業
7回目の応募で初めて入賞した神奈川工業高校は、23人の委員が年3回、A4判8ページ〜12ページの広報紙づくりに励む。今回の受賞は、これまで定番の学校行事を掲載していたものを、学校の特長を内外に紹介できるような広報紙にしようと、昨年から新たな視点で取り組んできた成果だ。評価されたのは表紙。機械科の溶接実習の授業風景をとらえた写真は、来年度の安全振興会の冊子に使用される予定。
新見さんは「今後も工業高校らしさ、素晴らしさを伝えられるように活動していきたい」と喜んでいた。
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