神奈川区版 掲載号:2017年2月16日号 エリアトップへ

ヘルプマーク導入へ(上) 3月末までに配布開始

社会

掲載号:2017年2月16日号

  • LINE
  • hatena
普及活動を行う福崎さん
普及活動を行う福崎さん

 外見では障害等があるとわかりにくい人が、周囲に援助や配慮の必要性を知らせる「ヘルプマーク」が、神奈川県で本格導入される。東京都で生まれたこのマークがどのような効果をもたらすか、展望や課題を全3回で取り上げる。

 ヘルプマークは免許証程度の大きさ。赤い樹脂製の素材に白い十字とハートが描かれており、バッグなどにつけられる。人工股関節を利用する東京都議が提案し2012年に作られた。内臓機能の障害を指す「内部障害」のある人や義足などを使う人、または妊娠初期の人が主な対象者だ。

 都が全国に利用を呼びかけ、これまでに5府県が導入。神奈川県保健福祉局によると、県でも2016年度11月の補正予算で推進事業費を計上し、1万個を製作。今年3月末までに配布開始の予定だ。当事者や保護者から「導入して欲しい」という声が多数寄せられたことも、取り入れた理由のひとつだという。

周知活動に弾み

 県の導入に先駆けて普及活動をしてきたのが、横浜市戸塚区在住の福崎哲夫さん(67)だ。福崎さんは13年に半身不随の女性を手助けした際、彼女がつけていたヘルプマークで存在を知った。多くの人に知ってもらう必要性を感じ、活動を開始。6人の仲間と、周囲への呼びかけのほか、街なかの掲示板にポスターを張り付けている。注目してもらえるよう、10日に1度、新たなデザインに作り変えるなど工夫を凝らす。

 これまでに掲示板を見たという6人にマークを渡した。中には、大きな音などで混乱する精神障害に悩む人も。後日「マークのおかげで周りの方から気遣ってもらえるようになった」という感謝の連絡があった。

 昨年末に地域の福祉イベントで行ったアンケートでは、9割の人に認知されていなかったという。「導入は良いこと。社会に受け入れられるよう、引き続き頑張りたい」     (続く)

神奈川県が今年導入する「ヘルプマーク」について3回にわたり連載します

神奈川区版のローカルニュース最新6

心臓リハビリ推進へ連携

横浜市

心臓リハビリ推進へ連携 社会

民間ジムやスポセンなどと

5月13日号

港南区で初の移動販売

野菜卸「つま正」

港南区で初の移動販売 経済

高台住民の買い物支援

5月13日号

マスク飲食推奨へ

神福協ら

マスク飲食推奨へ 社会

県に啓発品10万個寄贈

5月13日号

金港LCへ感謝状

金港LCへ感謝状 社会

幸ケ谷小と日赤から

5月13日号

神奈川区 犯罪発生状況

【Web限定記事】

神奈川区 犯罪発生状況 社会

5月13日号

脱炭素社会へ意見募る

脱炭素社会へ意見募る 政治

自民党がシンポジウム

5月13日号

あっとほーむデスク

  • 4月15日0:00更新

  • 4月1日0:00更新

  • 3月25日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

六角橋から5Km歩こう

六角橋から5Km歩こう

11日と25日 参加無料

5月11日~6月22日

神奈川区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年5月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter