地域の人たちに感謝の気持ちを伝えようと、大口台小学校(高根順校長)=大口仲町=の6年生児童77人が2月27日、大口通商店街(渡辺誠理事長)で歌4曲を披露した。録音した音源はCDとして児童にプレゼントされるほか、3月17日までの1日2回、同商店街で放送される。
卒業コンサートのタイトルは「ありがとうを伝えたい〜地域の方々に感謝の気持ちを〜」。まち探検や職業体験授業などを通じて親交を深めてきた商店街への感謝の気持ちを歌に込め、児童らが企画したものだ。
この日のために練習に励んできた児童77人は、商店街関係者や保護者などが見守る中、『桜の下で』『ふるさと』『旅立ちの時』を熱唱した。観客からのアンコールを受け、卒業式で歌う予定の『地平線の彼方から』も披露。会場となったシンボルタワー前の会場は、大いに盛り上がった。
同商店街では、コンサートの様子を録音しており、渡辺理事長は「CDにして児童らにプレゼントしたい。卒業式のある3月17日までの1日2回、商店街のスピーカーを通じて放送する予定だ」と話している。
毎月1回音楽朝会を実施するなど、音楽教育に力を入れている同校は、「地域連携」を重点取組分野の一つに掲げている。「大口のまちに生きる子」の実現に向け、地域や近隣の学校と連携した交流を推進しており、合唱部は毎年、同商店街でXマスコンサートを開催している。
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