神奈川区版 掲載号:2017年4月27日号 エリアトップへ

神大寺地区社会福祉協議会の会長として地域イベントを開催する 加藤 司郎さん 神大寺在住 80歳

掲載号:2017年4月27日号

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温厚な中に強い信念

 ○…実年齢よりずっと若く見える紳士的な地区社協の会長。地域住人がふれあう機会を作ろうと、4月29日に交流イベントを開催する。合唱や踊り、バンド演奏など、地域で活動する13団体が参加。26年前から続く恒例企画で、今年も神大寺地区の高齢者ら200人を神大寺小に招く。「引きこもりがちな高齢者の外出するきっかけとなればうれしい。みんなで楽しみましょう」

 ○…山形県の代々続く農家出身。5人兄姉の末っ子として愛情豊かに育てられた。「いじめはやめろ」。学童疎開児がいじめられているのを見ると見逃せない。正義感の強い少年だった。中学校では高跳びに打ち込み、はさみ飛びながら背丈よりも高いバーを越えた。「背面飛びなんて知らなかった」と振り返る。実家で始めたばかりのブドウ栽培に魅力を感じたが、高校卒業を機に上京を決意した。

 ○…自動車などの部品を手掛ける会社に就職し、勤め上げた。約40年前から神奈川区内で暮らす。「神大寺は環境にも恵まれ住みやすい。気に入っています」。朝一番のバスで通勤し、製造現場から営業まで精力的に働いた。「大口契約を初回訪問で決めたときは自分でも驚いた」と目を輝かせて語る。テレビ番組で他人の苦労話に感化され「もっとできたのではないかと自問自答するときがある」と、ストイックな一面も垣間見せる。温厚な印象だが、言葉の端々に強い信念を感じさせる。

 ○…孫の写真を見せる表情は「おじいちゃん」そのもの。東京五輪で来日する外国人に英語で声を掛けるのが当面の目標だ。退職後、民生委員に推薦された。「地域のために活動することは当たり前。感謝の言葉がやりがいだった」。関係者にほだされ、3年前から現職。「社協の理念には賛同するが、会長にはなりたくなかった」と苦笑する。「温故知新」が信条で、地域の先輩が築いてきた伝統を後世に引き継ごうと画策中だ。

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