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神奈川公会堂 改修工事で閉館へ 全面休館は7月3日から

社会

掲載号:2017年5月18日号

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天井改修が始まる講堂
天井改修が始まる講堂

 富家町にある神奈川公会堂(菅原雅見館長)の講堂が吊り天井の改修工事に入るため、6月1日から来年の3月30日まで利用ができなくなる。配管工事など講堂以外の部分の改修も行うため、7月3日からは全面休館となる。神奈川区役所では工事期間中の対応として近隣施設の利用を呼びかけている。

 この度の改修工事は、横浜市が2015年3月に策定した「公共建築物天井脱落対策事業計画」に基づき、実施している。東日本大震災の際、大人数が収容できる施設で天井の脱落事故が多数生じたことを踏まえた対応措置だ。

 市は改修の必要性が生じた103施設を天井の脱落危険度、災害時に果たす機能の重要度から事業の着手時期を選定した。「帰宅困難者一時滞在施設」に指定されている神奈川公会堂は、15年度から17年度までに事業に着手する、最も早いグループに位置付けられている。

 公会堂は1978年に開館。講堂の固定座席上の天井は「吊り天井」と呼ばれる構造で震災時に被害のあったものと同じである。改修工事は建物の躯体と天井をフレームで固定。地震発生時に躯体と天井の揺れを同調させることで、脱落の可能性を低減させる措置を施す。工期は6月1日から来年3月30日までの10カ月間となる。

 同時に館内の配管工事とアスベスト除去工事も実施するため、7月3日から10月31日までは全面休館となる。同公会堂が開館して40年近く経つが、長期間にわたり閉鎖されるのは始めてのことだ。

近隣の施設へ

 同公会堂は15年の使用状況によると、年間で1825件の利用がある。市内、区内で1730件、地域の10万人以上の人が利用している。区は昨年の6月に公会堂の長期閉鎖に伴い、「かなっくホール」「鶴見公会堂」「西公会堂」の近隣施設への案内を発信したことから大きな混乱は起こっていないという。

 同公会堂の菅原館長は「普段から利用されている皆さまにはご迷惑をおかけしますが、安全で快適な施設に改修するので楽しみにお待ちください」と話す。
 

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