外国人向けの迅速かつ正確な窓口対応を目的に、テレビ電話通訳サービスを提供するタブレット端末が、5月8日から神奈川区に導入された。外語対応を必要とする人が職員とのやりとりを、タブレット端末画面に映った通訳者を介して、リアルタイムで通訳するサービスを受けられる。
この端末は昨年5月、市内で外国人が多く在住する中区、鶴見区、南区に先行導入されており今回、外国語対応ニーズが高い神奈川区と西区に拡大された。
対応できる言語は中国語と英語。必要に応じて区職員がタブレットを操作し、専門のオペレーターとつなげる仕組みだ。
神奈川区は、今年度の3月時点で外国人が6160人在住している。
戸籍課と子ども家庭支援課に
区役所の入り口で、区民の手続きも多い戸籍課と福祉保健課や高齢・障害支援課などが近くにあり、保育園の手続きなどで利用者が多いと判断されたこども家庭支援課に各1台が設置された。5月22日時点でタブレットの利用は2人に留まっている。
これまでも外国人留学生などの来訪者が多くみられる神奈川区では「外国の方の手続きがしやすくなるのでは」と運用に期待している。
|
<PR>
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|