神奈川区版 掲載号:2017年5月25日号 エリアトップへ

横浜市 いじめ相談で新窓口 学校通さず専門職が対応

教育

掲載号:2017年5月25日号

  • LINE
  • hatena

 東電福島第1原発事故後に市内に自主避難した児童がいじめを受けていた問題を踏まえ、市は再発防止策の一つとして5月9日から新たに「学校生活あんしんダイヤル」(【電話】045・663・1370)を開設した。

迅速解決めざす

 市は、今回の事案に関し、横浜市いじめ問題専門委員会の調査報告書や児童の保護者と代理人からの要望事項などを受け、再発防止への課題を検討してきた。

 この中で、いじめ事案について学校に相談しても解決しない場合や、学校がいじめ調査の対応を十分に行わないといった場合に、児童生徒や保護者が学校を経由せずに相談できる専用窓口の設置が求められていた。また、いじめの中には学校や教育委員会だけでは解決できない問題もあり、スクールソーシャルワーカー(SSW)など、専門職のより積極的な活用が課題とされていた。

 新たに設置された「学校生活あんしんダイヤル」は、学校外の相談窓口としてSSWが直接対応する点で他の相談ダイヤルと異なる。受けた相談は、その日の内に教育委員会の統括SSWと対応を協議し、各学校教育事務所に連絡。翌開設日には担当SSWから相談者に連絡を入れ、より迅速な問題解決をめざす。市教委は「関係機関と連携して解決にあたっていくSSWが一緒に考え、実行していく体制」と話す。

受付時間に課題も

 「学校生活あんしんダイヤル」は、各学校教育事務所のSSWによる輪番制で、受付時間は火・水・木・金の午前9時から正午、午後1時から4時。受付時間は日中のみで、土・日・月は休みだ。この時間外は留守番電話で対応するほか、24時間受付している「いじめ110番」を案内し、連絡先を残せば翌営業日に担当SSWから相談者へ連絡を入れることになっている。

 新窓口について、不登校や引きこもりの青少年の相談・援助に取り組むNPO法人青少年育成開発協会の山本弘明理事長は「SSWへの相談は子どもたちへのアドバイスとして一定の効果はある」としつつ、「いじめの根本的な解決には専門的な知識と経験が必要で、相談受付後の動きが重要だ」と話す。また「不安を抱えるこどもたちは夜の対応が大切」と夜間受付の必要性を指摘する。

 市教委は、夏休み前をめどに小中学校の児童生徒に対し電話番号カードを配布するなどし、同ダイヤルの存在を周知していく方針。受付時間については「状況を見極め、今後の課題としたい」と話している。

神奈川区版のトップニュース最新6

横浜駅西口に交付拠点

マイナンバーカード

横浜駅西口に交付拠点 社会

神奈川区民も利用対象に

4月15日号

ツシマヤマネコ 人工繁殖

おとなりタウンニュース

ツシマヤマネコ 人工繁殖 社会

ズーラシアで成功、国内初

4月15日号

IC化で利用実態把握へ

横浜市敬老パス

IC化で利用実態把握へ 社会

制度適正化へ一歩

4月8日号

地域愛育むマップ完成

大神商店会

地域愛育むマップ完成 社会

AR機能で動画再生も

4月8日号

全国社協会長表彰を受賞

神大寺地区社協

全国社協会長表彰を受賞 社会

交流サロン、地域の居場所に

4月1日号

太陽光発電設置へ

市内小中65校

太陽光発電設置へ 社会

非常用に蓄電池配備

4月1日号

公明党横浜市議団

いよいよ本日、4月8日から横浜の中学校給食がスタート!

http://takeuchi.180r.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月15日0:00更新

  • 4月1日0:00更新

  • 3月25日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年4月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク