区内の店舗や事業所などを対象に認定する「見守り協力店」のステッカー製作を神奈川大学2年生の高橋あいさんが手掛けた。高橋さんは学生団体「学生ボランティア活動支援室」に所属し、六角橋地域ケアプラザを拠点に活動するまち×学生プロジェクトの一員でもある。
幅広い世代で手を取り合って
ステッカー製作の依頼を受けたのは7月。広報紙のデザインを担当したことで、街から声がかかった。「街のためになるなら」と依頼を快諾。高橋さんは「大学に通うようになって、地域の人と距離感があるように感じた。なんだか寂しかった」という理由からデザインは世代の人と人が手をつなぐイラストにし、「どの世代の人も手を取り合って街づくりをしてほしい」と願いを込めた。完成すると「デザインを担当することで街が抱えている課題を学んだ。地域と関わる取組みを今後もしていきたい」と述べた。
まち×学生プロジェクトが昨年、認知症啓発活動「オレンジプロジェクト」を開催したことで、六角橋地域で認知症高齢者を見守る取組が進んでいる。「見守り協力店」の認定も商店街関係者から声があがり、区役所で仕組み作りを行った。ステッカーは9月頃から提示される予定となっている。
|
<PR>
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|