「六角橋地域をオレンジ色に染める」。現在、六角橋で開催されている「オレンジプロジェクト」で配布中のランチョンマットを神奈川大学3年の藤井恵里佳さんが製作した。デザインの補助や印刷は、大口仲町に事務所を構える株式会社協進印刷(江森克治代表)が協力し、2000枚を発行した。
ランチョンマットは、認知症の人と接する上で大切な、驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない、否定しないの「3つのないプラス1」が大きく記載されているほか、認知症と疑われる場合の対応の仕方についても知らせている。デザインは学生に配布するものと、街中に配られる2種類を製作した。
藤井さんは「学生に興味を持ってもらえるようにマンガを取り入れた。学生が認知症のことを考えるきっかけになれば嬉しい」と願いを込めた。デザインの補助に携わった協進印刷の糸谷泉美さんは「幅広い世代に伝わるような色使いをするようにアドバイスした。自らのキャリアを活かして、街の取り組みに携われて嬉しい」と話した。
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