「認知症になっても安心して暮らせるまち」を目指して、認知症の人と家族、支援者らがリレーをしながらタスキをつなぐ全国的なイベント「RUN伴(ラントモ)」が9月17日、今回初めて神奈川区内で開催された。
13団体・300人
区内では社会福祉法人若竹大寿会が中心となり、神奈川区役所や神奈川大ボランティアサークル、地域ケアプラザなど13団体・300人が運営に携わった。
松本町のカフェをスタートし、区役所や六角橋交差点を経由してゴールの片倉三枚地域ケアプラザまで走る約5・3Kmのコース。雨のなか、認知症サポーターのシンボルカラーであるオレンジ色のTシャツを着たランナー30人が、リレー形式でタスキをつないだ。
運営担当者は「イベントを通じて顔の見えるつながりが生まれた。今後も地域と協力しながら『認知症になっても安心して暮らしていけるまち』を目指して活動していきたい」と今後の抱負を語った。
「RUN伴」は、2011年に北海道で始まった認知症啓発イベント。第2回は札幌から東京まで、第3回は旭川から大阪までエリアを拡げ、昨年は1万3000人が網走から沖縄までを走り抜けた。今年は7月〜11月にかけて35都道府県をリレーする予定。横浜市内は9月17日に青葉区をスタートし、翌18日に泉区の和泉遊水地にゴールした。
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