横浜市人権啓発活動ネットワーク協議会などが主催する「第37回全国中学生人権作文コンテスト横浜市大会」でこのほど、神奈川中学校3年の並木康太郞さんが最優秀賞にあたる「横浜市教育長賞」を受賞した。
参加校数が139校・5万9193編の応募があり、最優秀賞・優秀賞には23人が選ばれた。鶴見区民文化センターで11月23日(木)に表彰式が行われ、並木さんは代表者の一人として作文の朗読を行う。
並木さんは、兄から勧められた『みんなが手話で話した島』の本を読んだことで「こころの壁」をテーマに書き進めた。「障害とは体の不自由な人のことではなく、周りにある偏見の目や、人間関係の壁のことを表すことがわかった」と話し、「困っている人がいたら声をかけることを当たり前にしたい。一人ひとりと向き合う大切さを学んだ」と振り返る。
優秀賞に嶋澤さん
神奈川中3年の嶋澤緋里さんは優秀賞に選ばれた。「残った傷跡」をテーマに、1人を数人でいじめている現場を目撃したことで声をかける大切さやいじめの悲惨さを訴えた。「いじめを目撃したら積極的に声かけをしたい」と話した。
|
<PR>
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|