「大都市制度フォーラムin神奈川区」が11月25日、区民文化センターかなっくホールで開催された。林文子市長の基調講演のほか、横浜市が目指す「特別自治市」について議論する座談会もあった。
同フォーラムは神奈川区制90周年記念事業の一環。開会に先立ち、区連合町内会自治会連絡協議会の伊東満会長が「区制90周年イベントを通じて、地域や世代を超えた交流が深まっている。ますます暮らしやすく魅力的なまちにしていきたい」とあいさつした。
二重行政の解消へ
林市長は「魅力と活力あふれる都市の実現に向けて」をテーマに講演。横浜DeNAベイスターズや神奈川大学陸上競技部の活躍など、横浜市と神奈川区の魅力についてユーモアを交えながら語った。一方で、横浜が抱える課題の一つとして、市と県の間で非効率となっている「二重行政」を指摘。その解決策として新たな大都市制度「特別自治市」を目指すことを宣言した。「横浜市を分割して新たな自治体を作るのではなく、市域内のことが市で完結する、横浜市の一体性をいかした効率的・効果的な制度だ」と述べた。
第二部ではアナウンサーの渡辺真理さんをコーディネーターに、高樹千佳子さんと渡辺巧教副市長、二宮智美区長の3人が「特別自治市」について語り合った。
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