神奈川区版 掲載号:2018年2月1日号
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落語こらむ お噺のお話 十九席目「元犬」

 古典落語の演目はいくつあるんですか?なんて事を聞かれます。何処からを古典落語とするか等の線引きもありますし、正確な数は解っていませんが、三百席〜五百席位ではないでしょうか。そんな数ある落語の中でも異質な噺。

 今月の落語こらむ「お噺のお話」十九席目は「元犬」。今年は戌年ですからこの噺は外せませんね。八五郎やご隠居さん、大家さんや若旦那といった人間ではなく、犬が主人公のお噺。真っ白い犬は人間に一番近いと言われ、八幡様に三七二十一日の間、願掛けをする白犬。するとある朝、本当に人間になってしまう。嬉しいが裸のままではいけない。どこかに奉公しないと飯も食えない。困っていると、犬の時分に可愛がってくれた口入れ屋の上総屋吉兵衛がやってきて、奉公先を探し

てくれる事になり…犬から人間になる場面や、人間になっても所々で犬の様な仕草をする辺りは笑いも多く、演っていても楽しい噺。

 よく落語は他力本願な芸とも言います。お客様に想像をして笑ってもらわないといけない訳ですから。この噺はまさにお客様の想像力が頼り。なんたって犬が人間になるなんて突拍子もない噺。そこをお客様に頭の中で想像して貰わないといけません。

 しかし、落語にはまだまだ突拍子もない噺は沢山。だって古典落語は五百席もあるんです。という事はこの落語こらむも五百回は続けられる?はてさて。「お噺のお話」また次回。
 

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