神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2018年2月8日 エリアトップへ

臨海部の区民利用施設が連携 2月15日から「神奈川宿場まつり」

社会

公開:2018年2月8日

  • LINE
  • hatena
参加を呼び掛けるプロジェクトメンバーの一部
参加を呼び掛けるプロジェクトメンバーの一部

 神奈川区の臨海部地域でこのほど、8つの区民利用施設の連携事業が始まった。キックオフイベントとして「神奈川宿場まつり」と銘打った各施設を巡るクイズラリーが2月15日から3月15日まで開催される。

 この取り組みは、神奈川区の区民活動センターが主催する「神奈川区地域施設間連携会議」の中から発足したもの。臨海部のほか、3つのエリアで施設間連携事業を進めている。これまで各運営主体が異なる複数の施設連携はなされていなかったが、昨年10月には六角橋地域を中心とした7つの施設でプロジェクトチーム「Route7」が立ち上がり、各施設の情報を共有した7施設間の広報紙の発行に向けて準備を進めている。

8施設で共同事業

 臨海部の地域では、反町地域ケアプラザで地域交流コーディネーターを務める鮫島綾香さんを中心に結成。昨年10月から月に1度のペースで8施設の代表者が集まり、キックオフイベントの準備を行ってきた。

 鮫島さんらは、「まずは、それぞれの施設に足を運んで、どんな取り組みを行っているのか知ってほしい」と8施設を巡ってクイズに答えるイベントを企画。各施設が東海道に隣接する施設であることや知名度の高さから「神奈川宿まつり」と銘打った。

 参加者には、地図や施設概要を記したパンフレットとクイズラリーカードが手渡され、かめ太郎人形が出題するクイズに各施設で答えていく。巡る順番は自由で、全施設で解答すると、協賛企業からプレゼントやかめ太郎グッズが進呈される。

ニーズに即し実行

 クイズラリーカードには、この企画の感想や施設間で企画してほしいことなどを記入するアンケート欄も用意。鮫島さんは「初めての試みで参加者の反応も知りたい」と話し、アンケートの回答を参考にしながら、連携の在り方を探っていく方針だ。

 神奈川地区センターの鎌田一幸副館長は「一施設が主催するイベントでも日頃から情報交換を行うことで施設のキャパシティや講師の派遣などを他の施設で補完し合う関係性を築いていきたい」と意気込む。

 鮫島さんらは「まだまだこの取り組みは、始まったばかり。地域が求めていることを把握しながら、よりよい連携の在り方を構築していきたい」と話した。

 参加施設は以下の通り。▽反町駅前ふれあいサロン▽反町地域ケアプラザ▽幸ケ谷公園コミュニティハウス▽神奈川区福祉保健活動拠点▽神奈川区区民活動支援センター▽神奈川地区センター▽神奈川公会堂▽新子安地域ケアプラザ

神奈川区版のトップニュース最新6

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

清掃活動が100回目

反町駅前通り商店街

清掃活動が100回目

長年の社会貢献が節目

3月28日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

受賞翌日に子安小へ

プリツカー賞山本理顕さん

受賞翌日に子安小へ

自身の「作品」審査員に説明

3月21日

学生と食品ロス削減へ

区内企業

学生と食品ロス削減へ

横浜国大生と弁当考案

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook