神奈川区版 掲載号:2018年2月22日号
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環境カウンセラーとして資源の大切さを伝える活動を続ける 大内 えりかさん 松が丘在住 69歳

未来の生活守るために

 ○…エコライフ研究家、そして環境カウンセラーとして資源の大切さを30年前から伝えている。神奈川県内を中心に小中学校への出前授業やワークショップで啓発活動を続けてきた。幸ケ谷小学校では、下級生から卒業する6年生へ布を再利用したコサージュ製作の指導を行っている。「資源は有限なもの。未来の人たちが安心して暮らすために、今から環境のこと、資源の大切さを伝えていく使命があると思っています」

 〇…中区の根岸に生まれた。子どもの頃から自然に囲まれるなかで過ごすことが好きだった。祖父が日本画家の横山大観に絵を習っていたこともあり、祖父の指導を受けながら、花を題材に絵を描いて過ごした。転機が訪れたのは、テレビに映された放送大学の番組で資源の枯渇や海水の上昇により人が住めなくなってしまった地球を知ったときだ。「自分にできることはないか。もっと地球環境のことを知りたくなった」

 〇…42歳のときに大学受験を迎える娘と勉強に励み、慶応大学を受験。競争率が高いなかで、藤沢市にある同大学の環境情報学部に進学した。同学部の学生は「未来から来た留学生」と呼ばれている。先進的に道を切り開いて欲しいと願いをかけた呼び名だ。卒業後は、学んできたことを糧に環境に負荷をかけない、エコな活動をあらゆる機会で発信し続けてきた。

 〇…曽祖父の加藤八郎右衛門が鶴屋町を埋め立てた縁もあり、ほど近い松が丘に夫と住む。植物に囲まれた家には再利用した材料で製作したものが広がる。「着なくなったスカートをバックにしたの」と笑顔で披露。最近は近所に住む友人たちも招き、得意な料理を振る舞いながら、エコグッズの創作活動を楽しんでいる。子どもたちから出前授業後に贈られる感想カードを読むことが楽しみ。「小学生でも資源の大切さを考えてくれる子がたくさんいることが嬉しい。未来のためにこれからも発信し続けたい」

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