神奈川区版 掲載号:2018年3月1日号
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JA横浜直営直売所で「ひなまつり」イベントを開催する 齋田 博樹さん 三枚町在住 46歳

生産者と消費者を橋渡し

 ○…「横浜は多品目栽培が特徴。中には10種類以上の野菜を出荷する生産者もいる」。約60人の登録者が旬の野菜を出荷しているJA横浜直営直売所「メルカートかながわ」で3月3日、「ひなまつりイベント」を開催する。「地域の人に、『メルカートかながわ』を通じて横浜野菜の素晴らしさを知ってもらいたい」と意気込む。

 ○…金沢区にある柴漁港の近くで生まれ育った。祖父は漁師。父も電気工事業を始めるまで船に乗っていた。「今でも海苔を収穫している写真が残っているよ」。みかん畑を手伝うこともあり、幼いころから「農協」は身近な存在だった。「三兄弟の長男として家業を継ごう」と東京電機大学工学部へ進学した。

 ○…大学では精密機械の分野を研究していたが、「八景島のアルバイト仲間と過ごす方が楽しかった」。バイト終わりは決まってボウリング。景品でマイボールも手に入れた。最高スコアは239とプロ並みの腕前を誇る。就職先は先輩を追うように飲料メーカーへ。「手先が器用じゃなくて製図が苦手だった」と方向転換。営業職として社会人デビューを果たした。

 ○…「バブル崩壊後の営業活動は厳しかった」。遅くまで働く姿を心配した母の勧めもあり転職を決意。外回りや配送センター務めを経て、2年前に直売所の店長に就任した。「地域の方に温かく迎えてもらい、どこへいってもお茶とお菓子がでてくる。おかげで20kgも太った」と笑う。

 ○…同僚だった妻との共通の趣味は「巨人軍」。2軍も含めて年間30試合は観戦するG党だ。先日、念願かなって宮崎キャンプへ。「色紙22枚、ボール8個にサインしてもらった」と興奮気味に土産話を披露する一面も。店長として生産者と消費者をつなげる「橋渡し役」を自負。「年間イベントを増やし、もっと直売所をPRしていきたい」。熱くなるとまい進するタイプ。その手腕に注目だ。

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